CDR120

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商品番号
CDR120
原盤LPのプレス地域・レーベル
イギリス HMV
原盤LPのレコード番号
ALP 1714
作品名
バッハ:パルティータ4番B.828,5番B.829
演奏者
R.テュレック(pf)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
金大ニッパーGG,折返表コート,オリジナル,段付プレス存在せず

テュレックの至宝!

結果的に3度目の登場となったロザリン・テュレック (1914-2003)。1949~50年の初回ALLEGRO録音は入手が難しい上に状態の良い盤が殆ど現存していないため、1956~58年の2回目HMV録音を紹介する。とはいえ、こちらも4・5番入り3枚目の1958年録音は他2枚に比べ特に入荷が少なく、綺麗な状態で3枚揃えるのは大変である。初回と2回目では当然違いがあるものの、テュレック女史の演奏は若い時から完成しており、演奏時期による違いよりも録音環境による違いの方が大きい。この3枚6曲は、有名な「ゴルトベルク変奏曲」と同時期の録音で、音質的にもHMVのモノラル技術が頂点に達した時期に一致する。最初の米録音は、この点で非常に遅れをとってもいる。米国でキャリアを積んだテュレックの直接の師はオルガ・サマロフとゲヴィン・ウィリアムソンだが、系譜を遡るとフランツ・リストに辿り着く。リストの数世代後の弟子ということになる。スタイルはどうであれ、ピアノの可能性を極限まで追求し、個人の持つ資質を最大限に引き出すというリスト一派の精神が、彼女にも引き継がれている。テュレックはグールドとの類似性で語られることも多いが、自己の境地に達し圧倒的バッハ弾きとなったテュレックと、独学で伝統を壊し独自のバッハ演奏に到達したグールドには本来大きな違いがあり、この録音にもその違いが表れている。イコライザーカーヴ補正済。目立つノイズ無し。

CDR119

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商品番号
CDR119
原盤LPのプレス地域・レーベル
イギリス HMV
原盤LPのレコード番号
ALP 1692
作品名
バッハ:パルティータ3番B.827,6番B.830
演奏者
R.テュレック(pf)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
金大ニッパー段付GG,折返表コート,オリジナル,フラット盤存在せず

テュレックの至宝!

結果的に3度目の登場となったロザリン・テュレック (1914-2003)。1949~50年の初回ALLEGRO録音は入手が難しい上に状態の良い盤が殆ど現存していないため、1956~58年の2回目HMV録音を紹介する。とはいえ、こちらも4・5番入り3枚目の1958年録音は他2枚に比べ特に入荷が少なく、綺麗な状態で3枚揃えるのは大変である。初回と2回目では当然違いがあるものの、テュレック女史の演奏は若い時から完成しており、演奏時期による違いよりも録音環境による違いの方が大きい。この3枚6曲は、有名な「ゴルトベルク変奏曲」と同時期の録音で、音質的にもHMVのモノラル技術が頂点に達した時期に一致する。最初の米録音は、この点で非常に遅れをとってもいる。米国でキャリアを積んだテュレックの直接の師はオルガ・サマロフとゲヴィン・ウィリアムソンだが、系譜を遡るとフランツ・リストに辿り着く。リストの数世代後の弟子ということになる。スタイルはどうであれ、ピアノの可能性を極限まで追求し、個人の持つ資質を最大限に引き出すというリスト一派の精神が、彼女にも引き継がれている。テュレックはグールドとの類似性で語られることも多いが、自己の境地に達し圧倒的バッハ弾きとなったテュレックと、独学で伝統を壊し独自のバッハ演奏に到達したグールドには本来大きな違いがあり、この録音にもその違いが表れている。イコライザーカーヴ補正済。目立つノイズ無し。

CDR118

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商品番号
CDR118
原盤LPのプレス地域・レーベル
イギリス HMV
原盤LPのレコード番号
ALP 1645
作品名
バッハ:パルティータ1番B.825,2番B.826
演奏者
R.テュレック(pf)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
金大ニッパー段付GG,折返表コート,オリジナル,フラット盤存在せず

テュレックの至宝!

結果的に3度目の登場となったロザリン・テュレック (1914-2003)。1949~50年の初回ALLEGRO録音は入手が難しい上に状態の良い盤が殆ど現存していないため、1956~58年の2回目HMV録音を紹介する。とはいえ、こちらも4・5番入り3枚目の1958年録音は他2枚に比べ特に入荷が少なく、綺麗な状態で3枚揃えるのは大変である。初回と2回目では当然違いがあるものの、テュレック女史の演奏は若い時から完成しており、演奏時期による違いよりも録音環境による違いの方が大きい。この3枚6曲は、有名な「ゴルトベルク変奏曲」と同時期の録音で、音質的にもHMVのモノラル技術が頂点に達した時期に一致する。最初の米録音は、この点で非常に遅れをとってもいる。米国でキャリアを積んだテュレックの直接の師はオルガ・サマロフとゲヴィン・ウィリアムソンだが、系譜を遡るとフランツ・リストに辿り着く。リストの数世代後の弟子ということになる。スタイルはどうであれ、ピアノの可能性を極限まで追求し、個人の持つ資質を最大限に引き出すというリスト一派の精神が、彼女にも引き継がれている。テュレックはグールドとの類似性で語られることも多いが、自己の境地に達し圧倒的バッハ弾きとなったテュレックと、独学で伝統を壊し独自のバッハ演奏に到達したグールドには本来大きな違いがあり、この録音にもその違いが表れている。イコライザーカーヴ補正済。目立つノイズ無し。

CDR117

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商品番号
CDR117
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス CLUB FRANCAIS
原盤LPのレコード番号
137
作品名
モーツァルト:Vn協奏曲5番K.219,7番K.271a
演奏者
C.シルルニク(vn) D.シャブリュン指揮セント・ソリo.
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
ピンク白F,紙,1950年代モノラル録音

知られざる名演!

1923年パリ生まれのユダヤ人ヴァイオリニスト、シャルル・シルルニクは知られているとは言い難い状況である。先のフェラスのように大手レーベルに録音があれば名前くらいは知られるはずだが、フランスのマイナーレーベル、それも通信販売用のレーベルとあっては、この現状も仕方が無いところか。パリ音楽院でJ.ブシュリとM.シャイエに師事。1939年に卒業するも第二次大戦に巻き込まれ、弟エミールはアウシュビッツで死亡。自身は海外に逃れ、戦後はコンセール・ラムルーo.の奏者となる。1947年からソリストとして活動。1953年にはフランス・ラジオ放送の定期出演メンバーとして室内楽、協奏曲など精力的に録音に参加した。しかしソリストとして残っている正規録音はデュクレテ・トムソン、ERATO、クリュブ・フランセ、VEGA、PHILIPSをあわせて7点。モーツァルトはVEGAに入れたVnソナタと当協奏曲の2種のみで、オリジナルLPはどちらも非常に高額。シルルニクは一聴物足りない印象も受けると思われるが、品の良さでは同レーベルで3・4番を入れたマカノヴィツキーにも負けていない。あえて鳴らさず、できるだけ抑えて表現。しかしその抑制からこぼれ落ちる音は、ビロードさながらにツヤツヤした優しさを持ち、まるで女流奏者かと思うような奥ゆかしい上質な音色である。1950年代のモノラル録音。RIAAカーヴ補正済。目立つノイズ無し。

CDR116

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商品番号
CDR116
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス VSM
原盤LPのレコード番号
ASDF 189
作品名
モーツァルト:Vn協奏曲4番K.218,5番K.219
演奏者
C.フェラス(vn) A.ヴァンデルノート指揮パリ音楽院o.
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
ステレオ 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
白SCニッパー大ステ,紙,1960年録音,銀大ニッパーが初出だが入荷は一度きり,この原盤も'60年代初期のプレス

奇跡のモーツァルト!

1980年代、フェラスの評価は低かった。今改めて聴けば、この1960年パリ録音はあらゆるモーツァルトVn協の中でトップレベルであり、以降これだけ華やぎに富みモーツァルトらしさを描き出した録音は殆ど無い。1933年仏カレー生まれ。パリ音楽院でカペー、エネスクに師事。1949年ロン・ティボー国際コンクールで1位なしの2位。この会場で後に相棒となるピエール・バルビゼと出会う。1950年代初期からTELEFUNKEN、DECCAなどに録音を開始。1959年頃からEMIに、1963年頃にはデュオごとDGGに移籍。カラヤンのお気に入りとして多くのメジャー協奏曲を録音した。デュオでも数枚を残したが、1969年のC.アンブロジーニとの小品集を最後に、録音から遠ざかる。演奏会のストレスから、うつ病とアルコール依存症になったとの噂が流れ、1982年に自宅アパートの10階から投身自殺、49歳で世を去った。世論は嘆き、カラヤン原因説なども流布したが、真相は明らかでない。演奏に関しては、やはり若い時ほど良い。モノラル期の録音なら間違いなく見事な演奏を披露してくれる。この協奏曲は幾つかの要素が重なりステレオ録音となったが、これも燦然と輝く名演。ソリストの力を120%引き出す巨匠ヴァンデルノートとパリ音楽院o.。DECCA録音とは異なる、純フランス的で天国的なモーツァルトがここに刻まれた。RIAAカーヴ補正済。目立つノイズ無し。

CDR115

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商品番号
CDR115
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス ERATO
原盤LPのレコード番号
DP 431
作品名
フランストリオ作品集/ラヴェル,ルーセル
演奏者
L.デカーヴ(pf) J.P.ランパル(fl) パスキエ・トリオ
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
緑白竪琴内溝F,三方折返表コート,パテプレス,LDEより前の最初期番号
曲目
  1. ラヴェル:Pfトリオ
  2. ルーセル:FlトリオOp.40
  3. ルーセル:弦楽トリオOp.58

エスプリの極み!

1950年代にモノラルで出された室内楽集。なんと言ってもリュセット・デカーヴ(pf)が聴ける数少ないLPとして大きな価値がある。B面のルーセルには参加しないものの、A面ラヴェルのトリオで彼女の至芸が完璧に捕らえられている。デカーヴは1906年パリ生まれ。名付け親はサン・サーンス。パリ音楽院でマルグリット・ロンとイヴ・ナットに師事。1932年にはプロコフィエフの指導の下、彼のピアノ協奏曲第3番のパリ初演をこなして名を上げた。1942年にはパリ音楽院の教授に就任。パスカル・ロジェ、ブリジット・エンゲラーらを育てた。二人目の夫は指揮者のルイ・フレスティエ。彼女の録音はSP期からあり、SPではドビュッシーの小品などがあったが、LPは数点のみ。しかも大半がフランス現代曲(ジョリヴェ、デルヴァンクール、オネゲル)ばかり。また、ソロ演奏のLP録音はオネゲルが1点あるのみで、しかも超高額。このLPこそ、多くの方にお薦めできる唯一のメジャー作品であり、デカーヴの本質に触れられる貴重な録音。VnとVcはフランスきっての大物であるパスキエ兄弟。唯一の共演であり、SP録音であるフランクのPf五重奏を含めて2曲しかない室内楽作品の1つ。これを超える演奏が思い浮かばないほど、濃密で幽玄の世界を表現している。三者一体となって、この世の境界をイメージさせてくれる。目立つノイズは無い。イコライザーカーブ補正済。

CDR114

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商品番号
CDR114
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス ERATO
原盤LPのレコード番号
LDE 3119
作品名
フランスVn作品集/ラヴェル,ルーセル
演奏者
P.ドゥカン(vn) T.コシェ(pf)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
緑白竪琴内溝F,折返表コート,1960年頃の録音
曲目
  1. ラヴェル:Vnソナタ
  2. ラヴェル:ツィガーヌ
  3. ラヴェル:フォーレの名による子守歌
  4. ルーセル:Vnソナタ2番Op.28

フレンチ・ヴァイオリンの魅惑!

ピエール・ドゥカン(vn)が1950年代後半モノラルでERATOに残した4枚のソナタ集の第4弾。録音順に紹介。1927年パリ生まれ。ドゥーカンとも記載される。パリ音楽院で学び、1955年エリザベート王妃国際コンクール3位、1957年パガニーニ国際コンクールで1位無しの2位(アッカルドと同位)。1959年よりパリ・オペラ・コミック座、1973年からはパリ・オペラ座のコンサート・マスター。1969~92年にはパリ音楽院の教授を務めた。ピアニストのテレーズ・コシェと結婚、シューマン以外の3枚で共演している。録音はこの4枚の後は僅かな共演があるのみ。1960年以降は後進の育成に専念し、フランスでは名教授として名高い。教授時代に多くのヴァイオリン作品を作曲し、また演奏法に関する著書もある。シリーズ最後となった本LPは1960年前後の録音で、最も得意とするフランス作品。しかしこれまでのフレンチスタイルとは一線を画する極めて個性的な演奏で、極限まで贅肉を削ぎ落とし、最後に残った骨格が青白い炎を燃やすような、ストイックな境地に達している。彼の独自のスタイルは、その後'70年代のERATO等での僅かな録音でも垣間見られる。これほどの精神の追い込みを自らに課したフランスのヴァイオリニストは、同世代には他に見当たらない。なおこの番号はステレオ・テイクが眠っていたらしく、当初は発売されなかったようだが、CD期になって日の目を見たらしい(未確認)。目立つノイズは無い。イコライザーカーヴ補正済。

CDR113

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商品番号
CDR113
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス ERATO
原盤LPのレコード番号
LDE 3091
作品名
Vnソナタ集/フランク,グリーグ:3番Op.45
演奏者
P.ドゥカン(vn) T.コシェ(pf)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
緑白竪琴内溝F,折返表コート,1959年頃の録音

フレンチ・ヴァイオリンの魅惑!

ピエール・ドゥカン(vn)が1950年代後半モノラルでERATOに残した4枚のソナタ集の第3弾。録音順に紹介。1927年パリ生まれ。ドゥーカンとも記載される。パリ音楽院で学び、1955年エリザベート王妃国際コンクール3位、1957年パガニーニ国際コンクールで1位無しの2位(アッカルドと同位)。1959年よりパリ・オペラ・コミック座、1973年からはパリ・オペラ座のコンサート・マスター。1969~92年にはパリ音楽院の教授を務めた。ピアニストのテレーズ・コシェと結婚、シューマン以外の3枚で共演している。録音はこの4枚の後は僅かな共演があるのみ。1960年以降は後進の育成に専念し、フランスでは名教授として名高い。教授時代に多くのヴァイオリン作品を作曲し、また演奏法に関する著書もある。第3弾は1959年頃の録音で夫婦共演。黄色の美しいジャケットに入る。2曲ともERATOで初録音となった。フランクの良く知られたメロディー。渋く抑揚を抑え、内向きにメラメラと燃やす炎。情感を殺すほどに逆に聞き手は盛り上がる。グリーグは特にロマン的な作品。2人の聴きやすさの工夫が随所に見え隠れする。うるさくならない名演だろう。なおこの番号はステレオ・テイクが眠っていたらしく、当初は発売されなかったようだが、CD期になって日の目を見たらしい(未確認)。2曲とも僅かなノイズあるが、聞き苦しいほどでは無い。イコライザーカーヴ補正済。

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商品番号
CDR112
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス ERATO
原盤LPのレコード番号
LDE 3061
作品名
フォーレ:Vnソナタ1,2番
演奏者
P.ドゥカン(vn) T.コシェ(pf)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
緑白竪琴内溝F,折返表コート,1957年モノラル録音

フレンチ・ヴァイオリンの魅惑!

ピエール・ドゥカン(vn)が1950年代後半モノラルでERATOに残した4枚のソナタ集の第2弾。録音順に紹介。1927年パリ生まれ。ドゥーカンとも記載される。パリ音楽院で学び、1955年エリザベート王妃国際コンクール3位、1957年パガニーニ国際コンクールで1位無しの2位(アッカルドと同位)。1959年よりパリ・オペラ・コミック座、1973年からはパリ・オペラ座のコンサート・マスター。1969~92年にはパリ音楽院の教授を務めた。ピアニストのテレーズ・コシェと結婚、シューマン以外の3枚で共演している。録音はこの4枚の後は僅かな共演があるのみ。1960年以降は後進の育成に専念し、フランスでは名教授として名高い。教授時代に多くのヴァイオリン作品を作曲し、また演奏法に関する著書もある。先のシューマンに次ぐ録音はフランス・レーベルらしい選曲で、フォーレのVnソナタ2曲。これ以前に純フレンチタイプは1953年フェラス/バルビゼの2番(DECCA)しかなかった。これは1957年5月録音、初めて仏レーベルとして2曲が揃う。同年フランスADFディスク大賞受賞。あえて細身の音でフォーレのエスプリを表現。陽炎のように揺れる情熱と、瞬時に入れ替わる静寂の交差。この人でなくしてこの表現は難しい。ヴィブラートを極力抑えた飾りの少ない表現、これぞフレンチ・ヴァイオリン!ドゥカンの真骨頂!目立つノイズは無い。イコライザーカーヴ補正済。

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商品番号
CDR111
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス ERATO
原盤LPのレコード番号
LDE 3048
作品名
シューマン:Vnソナタ1,2番
演奏者
P.ドゥカン(vn) F.プティ(pf)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
緑白竪琴内溝F,折返表コート,1957年頃のモノラル録音

フレンチ・ヴァイオリンの魅惑!

ピエール・ドゥカン(vn)が1950年代後半モノラルでERATOに残した4枚のソナタ集を紹介したい。最初はシューマンのソナタ2曲。1927年パリ生まれ。ドゥーカンとも記載される。パリ音楽院で学び、1955年エリザベート王妃国際コンクール3位、1957年パガニーニ国際コンクールで1位無しの2位(アッカルドと同位)。1959年よりパリ・オペラ・コミック座、1973年からはパリ・オペラ座のコンサート・マスター。1969~92年にはパリ音楽院の教授を務めた。ピアニストのテレーズ・コシェと結婚、シューマン以外の3枚で共演している。録音はこの4枚の後は僅かな共演があるのみ。1960年以降は後進の育成に専念し、フランスでは名教授として名高い。教授時代に多くのヴァイオリン作品を作曲し、また演奏法に関する著書もある。さて4枚中、シューマンは1956年頃の最初の録音。この一枚に彼の個性が全て現れている。当時、ロマン派作品をこのようにこざっぱりと演奏することは稀であった。控えめなヴィブラートとできるだけ簡素な表現で、作品が持つ暑苦しさを殆ど感じさせない。それでいて香り高い緊張の糸を強く保つ。タイトで切れのある音色だが温かさを内包し、「枯れ」の境地。べったりしないシューマンである。ロマン派はこうあって欲しいと思わせるフランス的感性! 目立つノイズは無い。イコライザーカーヴ補正済。

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商品番号
CDR110
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス LUMEN
原盤LPのレコード番号
LD 1433
作品名
Vc曲集/ジョスランの子守唄,白鳥 他2曲
演奏者
A.レヴィ(vc) A.コラール(pf)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 7インチ
価格
1,080 円 (税込)
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赤/黒ドーナツ,紙,ペラジャケ,45回転,仏ODEONのSP復刻
曲目
  1. ゴダール:ジョスランの子守唄
  2. サン・サーンス:白鳥
  3. ショパン:別れの曲
  4. グリーグ:ソルヴェーグの歌

知られざるA.レヴィのSP音源!

バッハ無伴奏のCD-R化により、アンドレ・レヴィの音楽に触れた方も急増した。入手の難しかった1点数百万円の高額貴重録音もこのような形で聴くことが出来る。レヴィの録音はその大半がSP期に集中しており、SP片面に収まる小品こそがメインだった。無伴奏は例外的録音なのである。彼の全盛期のSP録音は仏ODEONから発売され、当社にも10点のSP入荷がある。SPは計34点あり、うち8曲が1950年代、仏LUMENから2枚の7インチ(17cm・45回転)ドーナツ盤で発売された。これが小品に関しては唯一の復刻である。当然オリジナルSPの音質には敵わないが、一部とはいえ手持ちのオーディオ装置でレヴィの本分である小品が聴けることはありがたい。以前CD-R化したミシュランと同様の分野ながらも、レヴィのスタイルは又まったく異なる。その違いを楽しむのも良い。2枚縦に並べると丁度チェロの絵が完成するジャケットも粋である。1930~40年代の録音とはいえ、確かに実在感ある音が何かを語りかけてくる。国際的な名声を得ることは無かったレヴィだが、物の良し悪しを誰よりも理解できる日本人の感性を今こそ動員し、この芸術の継承に努めたい。本国フランスですっかり忘れ去られしまった偉大な音楽家の一人。僅かなノイズを伴う部分もあるが大方問題ない。RIAAカーヴ補正済。

CDR109

CDR109ジャケット画像
CDR109レーベル画像
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商品番号
CDR109
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フランス LUMEN
原盤LPのレコード番号
LD 1432
作品名
Vc曲集/月の光(マスネ),ホフマンの舟歌 他2曲
演奏者
A.レヴィ(vc) A.コラール(pf)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 7インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
赤/黒ドーナツ,紙,ペラジャケ,45回転,仏ODEONのSP復刻
曲目
  1. マスネ:月の光
  2. オッフェンバック:ホフマンの舟歌
  3. リスト:愛の夢
  4. ヴォルガの舟歌

知られざるA.レヴィのSP音源!

バッハ無伴奏のCD-R化により、アンドレ・レヴィの音楽に触れた方も急増した。入手の難しかった1点数百万円の高額貴重録音もこのような形で聴くことが出来る。レヴィの録音はその大半がSP期に集中しており、SP片面に収まる小品こそがメインだった。無伴奏は例外的録音なのである。彼の全盛期のSP録音は仏ODEONから発売され、当社にも10点のSP入荷がある。SPは計34点あり、うち8曲が1950年代、仏LUMENから2枚の7インチ(17cm・45回転)ドーナツ盤で発売された。これが小品に関しては唯一の復刻である。当然オリジナルSPの音質には敵わないが、一部とはいえ手持ちのオーディオ装置でレヴィの本分である小品が聴けることはありがたい。以前CD-R化したミシュランと同様の分野ながらも、レヴィのスタイルは又まったく異なる。その違いを楽しむのも良い。2枚縦に並べると丁度チェロの絵が完成するジャケットも粋である。1930~40年代の録音とはいえ、確かに実在感ある音が何かを語りかけてくる。国際的な名声を得ることは無かったレヴィだが、物の良し悪しを誰よりも理解できる日本人の感性を今こそ動員し、この芸術の継承に努めたい。本国フランスですっかり忘れ去られしまった偉大な音楽家の一人。僅かなノイズを伴う部分もあるが大方問題ない。RIAAカーヴ補正済。

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CDR108
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス VSM
原盤LPのレコード番号
ASDF 188
作品名
フランス管弦楽曲集
演奏者
P.デルヴォー指揮コンセール・コロンヌ国立o.
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
ステレオ 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
銀大ニッパー段付GG,紙,ペラジャケ,1960/5/12パリ・サル・ワグラム録音
曲目
  1. デュカス:魔法使いの弟子
  2. シャブリエ:スペイン
  3. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
  4. ラヴェル:ボレロ
  5. サン・サーンス:死の舞踏

これぞ、本物のフランス気質!

日本でピエール・デルヴォーは殆どB級指揮者扱いだったことは悲しい限りである。1917年フランス生まれ、パリ音楽院で学び、1945年より指揮者デビュー。生涯を通じてフランスのオーケストラに力を注いできた(晩年はカナダに招聘される)。中でも1956-72年パリ・オペラ座の常任として活躍したことは知られている。並行して1958-92年(没年)に名門コンセール・コロンヌo.の首席を務めた事実は大きい。本人にとってまさに共に育ち人生を歩んだ仕事。先代ミュンシュが託した希望だった。国際的な大オーケストラ、ウィーンpo.、ベルリンpo.などを念頭に置くとき、そこにはロマン派の大作が対象となるだろう。しかし、フランス文化の代表でもあるこれら管弦楽作品を対象とする時は、おのずと伝承されてきた芸術集団に任せるのが本当だろう。名前より内容である。国際的スター指揮者であるクリュイタンスでは無く、特定の分野に特化した指揮者、オーケストラにこそ信頼を置ける。デルヴォー/コロンヌo.というまさにフランス気質を守り、その色彩を強く残す音はこれをもって他にあるまい。演奏の質云々の前に、これが文化勲章級の正統な演奏であることに疑いの余地は無い。本物に出会った時だけ、誰もが感じる根源的喜びを体感できる稀有なLP! 1960年5月12日パリ・サル・ワグラムでのステレオ録音。ボレロに僅かなノイズ入るが、大変貴重な100番台オリジナル盤ゆえ、広く聴いていただきたい。英・独未発売。知られざる超オーディオファイル! RIAAカーヴ補正済。

CDR075

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商品番号
CDR075
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス DUCRETET THOMSON
原盤LPのレコード番号
320C 090
作品名
ブラームス:Vcソナタ1,2番
演奏者
G.ファロ(vc)M.ファロ(pf)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
石像F,折返紙,1955年パリ録音,1950年代発売,モノラル録音・イコライザー・カーヴ補正済,10インチ・25cm盤
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フランスに名だたるチェリストは多い。A.レヴィ、B.ミシュラン、A.ナヴァラ、P.フルニエ。しかし、ギィ・ファロの名は最も知られていない。仏デュクレテ・トムソンに僅かな録音を残したという理由か、もしくは他のチェリストや大手レーベルの嫉妬が理由では?と思ってしまう程。1927年仏ナンシーに生まれたギィは妹のモニクとデュオをいくつか残した中で、ブラームスは特に傑作に間違いない。少なくとも名演と称されるこの2曲。ヘルシャー、シャフラン、フルニエ、シュタルケル、デュ・プレ、ペレーニ、どの盤を持ってこようが、ファロ達の壮絶で命を削るような演奏に比べればまだまだ甘いと言わざるを得ない。恐ろしいほどに楽器を鳴らし切って、曲への執念のような探求の末に辿り着いた境地がここにある。ブラームスの内面が如何なるものであったかをここまで感じさせる演奏を他に知らない。1955年録音。イコライザーカーブ補正済。特筆すべきキズは無し。

CDR077

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商品番号
CDR077
原盤LPのプレス地域・レーベル
イギリス VOX
原盤LPのレコード番号
PL 9560
作品名
モーツァルト:ディヴェルティメントK.563 他
演奏者
ケール・トリオ
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
黒/銀中溝GG,折返コート,1955-6年ドイツ録音,1956年発売,モノラル録音・イコライザー・カーヴ補正済
超高額というわけではないが、K.563の隠れた名演の1つとして是非聴いて頂きたいのがケール・トリオ。トリオとしての活動は少なく、他にFlやObを迎えてのK.285やK.370といったモーツァルト室内楽の優れた録音を残した。その後、マインツ室内o.の首席指揮者としてモーツァルトの初・中期交響曲等を録音するなど、指揮者としての活動が主となっていった。これはトリオとして唯一の録音か?Vnのギュンター・ケールは1920年独ダルムシュテット生まれ。ヴァイオリンの技法に関する論文で1941年博士号を取得。トリオは1948年、マインツ室内o.は1955年設立。亡くなるまでこのオケと共にあった。この録音は1955~6年の録音だろう。名盤ひしめくK.563だが、団体によってそれぞれ個性の出る曲でもある。ケール・トリオの演奏は曲の持つ快活さやリズム感を抑え、いかにもドイツ的な抑制の効いた渋い演奏で敢えて盛り上げず、モーツァルトが天上から受け取ったイメージをその旋律とアンサンブルの妙をひっそりとひそひそ話しのように伝えてくれる演奏。`60年代に入って存在しなくなったタイプ。ラテン系の名演とは全く異なる世界観をお楽しみ頂きたい。イコライザーカーブ補正済。特筆すべきキズは無し。

CDR107

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商品番号
CDR107
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス VSM
原盤LPのレコード番号
FALP 485
作品名
モーツァルト:交響曲38,39番
演奏者
A.ヴァンデルノート指揮パリ音楽院o.
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
銀大ニッパー内溝F,棒付ボード,1956-8年パリ録音,1957-9年発売,モノラル録音・イコライザー・カーヴ補正済,全4枚9曲,カッサンドル/ジュベール工房デザインのジャケット
CDしか聴かない人にとって、アンドレ・ヴァンデルノートの名は今や歴史上の指揮者かもしれない。しかし、初期プレスでリステンパルト等を好んで聴かれる方にとって、彼の名はその系列に連なる重要な人物となっているだろう。1927年ベルギー生まれ。1951年、仏ブザンソンのコンクールに突然現れ、優勝をさらった。1950年代後半から仏Pathe社と契約した彼は、FALPに怒涛の勢いで録音を開始。1956年からスタートしたモーツァルトの交響曲、全4枚9曲、FALP470/483-5、25/29/33/35/36/38~41番(1958年終了)は、長年モーツァルトの交響曲を聴き込んできた愛好家が、どこかで出会い、これを1つの理想像とする演奏ではなかろうか。但し、ここで言う愛好家とはブランドに全幅の信頼を寄せる人ではない。自分の耳を持ち、判断のできる音楽愛好家のことである。こういったマイナー指揮者の録音こそ、自らの音楽性を問う試金石となる。もっと言えば、自らの人生に対する姿勢さえも問われているということだ。このモノラル録音に何らかのシンパシーを感じたあなたは、真に音楽を楽しむことのできる健康な感性を持っていると信じる。ヴァンデルノートは、フェラス、コーガン、ハイドシェック等の一流ソリストと数多くの共演を残すが、それは取りも直さず、指揮者としての一流を証明するものである。これら交響曲がそのLPの入手の難しさゆえに埋れたままになっている現実は淋しいことである。パワー漲る生命感、若々しさ、移り気な気まぐれをここまで見事に描いた演奏は多くない。イコライザーカーブ補正済。特筆すべきキズは無し。

CDR106

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商品番号
CDR106
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス VSM
原盤LPのレコード番号
FALP 458
作品名
モーツァルト:交響曲29,25,33番
演奏者
A.ヴァンデルノート指揮パリ音楽院o.
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
銀大ニッパー内溝F,棒付ボード,1956-8年パリ録音,1957-9年発売,モノラル録音・イコライザー・カーヴ補正済,全4枚9曲,カッサンドル/ジュベール工房デザインのジャケット
CDしか聴かない人にとって、アンドレ・ヴァンデルノートの名は今や歴史上の指揮者かもしれない。しかし、初期プレスでリステンパルト等を好んで聴かれる方にとって、彼の名はその系列に連なる重要な人物となっているだろう。1927年ベルギー生まれ。1951年、仏ブザンソンのコンクールに突然現れ、優勝をさらった。1950年代後半から仏Pathe社と契約した彼は、FALPに怒涛の勢いで録音を開始。1956年からスタートしたモーツァルトの交響曲、全4枚9曲、FALP470/483-5、25/29/33/35/36/38~41番(1958年終了)は、長年モーツァルトの交響曲を聴き込んできた愛好家が、どこかで出会い、これを1つの理想像とする演奏ではなかろうか。但し、ここで言う愛好家とはブランドに全幅の信頼を寄せる人ではない。自分の耳を持ち、判断のできる音楽愛好家のことである。こういったマイナー指揮者の録音こそ、自らの音楽性を問う試金石となる。もっと言えば、自らの人生に対する姿勢さえも問われているということだ。このモノラル録音に何らかのシンパシーを感じたあなたは、真に音楽を楽しむことのできる健康な感性を持っていると信じる。ヴァンデルノートは、フェラス、コーガン、ハイドシェック等の一流ソリストと数多くの共演を残すが、それは取りも直さず、指揮者としての一流を証明するものである。これら交響曲がそのLPの入手の難しさゆえに埋れたままになっている現実は淋しいことである。パワー漲る生命感、若々しさ、移り気な気まぐれをここまで見事に描いた演奏は多くない。イコライザーカーブ補正済。特筆すべきキズは無し。

CDR105

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商品番号
CDR105
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス VSM
原盤LPのレコード番号
FALP 470
作品名
モーツァルト:交響曲40,41番
演奏者
A.ヴァンデルノート指揮パリ音楽院o.
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
銀大ニッパー内溝F,棒付ボード,1956-8年パリ録音,1957-9年発売,モノラル録音・イコライザー・カーヴ補正済,全4枚9曲,カッサンドル/ジュベール工房デザインのジャケット
CDしか聴かない人にとって、アンドレ・ヴァンデルノートの名は今や歴史上の指揮者かもしれない。しかし、初期プレスでリステンパルト等を好んで聴かれる方にとって、彼の名はその系列に連なる重要な人物となっているだろう。1927年ベルギー生まれ。1951年、仏ブザンソンのコンクールに突然現れ、優勝をさらった。1950年代後半から仏Pathe社と契約した彼は、FALPに怒涛の勢いで録音を開始。1956年からスタートしたモーツァルトの交響曲、全4枚9曲、FALP470/483-5、25/29/33/35/36/38~41番(1958年終了)は、長年モーツァルトの交響曲を聴き込んできた愛好家が、どこかで出会い、これを1つの理想像とする演奏ではなかろうか。但し、ここで言う愛好家とはブランドに全幅の信頼を寄せる人ではない。自分の耳を持ち、判断のできる音楽愛好家のことである。こういったマイナー指揮者の録音こそ、自らの音楽性を問う試金石となる。もっと言えば、自らの人生に対する姿勢さえも問われているということだ。このモノラル録音に何らかのシンパシーを感じたあなたは、真に音楽を楽しむことのできる健康な感性を持っていると信じる。ヴァンデルノートは、フェラス、コーガン、ハイドシェック等の一流ソリストと数多くの共演を残すが、それは取りも直さず、指揮者としての一流を証明するものである。これら交響曲がそのLPの入手の難しさゆえに埋れたままになっている現実は淋しいことである。パワー漲る生命感、若々しさ、移り気な気まぐれをここまで見事に描いた演奏は多くない。イコライザーカーブ補正済。特筆すべきキズは無し。

CDR104

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商品番号
CDR104
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス VSM
原盤LPのレコード番号
FALP 484
作品名
モーツァルト:交響曲35,36番
演奏者
A.ヴァンデルノート指揮パリ音楽院o.
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
銀大ニッパー内溝F,棒付ボード,1956-8年パリ録音,1957-9年発売,モノラル録音・イコライザー・カーヴ補正済,全4枚9曲,カッサンドル/ジュベール工房デザインのジャケット
CDしか聴かない人にとって、アンドレ・ヴァンデルノートの名は今や歴史上の指揮者かもしれない。しかし、初期プレスでリステンパルト等を好んで聴かれる方にとって、彼の名はその系列に連なる重要な人物となっているだろう。1927年ベルギー生まれ。1951年、仏ブザンソンのコンクールに突然現れ、優勝をさらった。1950年代後半から仏Pathe社と契約した彼は、FALPに怒涛の勢いで録音を開始。1956年からスタートしたモーツァルトの交響曲、全4枚9曲、FALP470/483-5、25/29/33/35/36/38~41番(1958年終了)は、長年モーツァルトの交響曲を聴き込んできた愛好家が、どこかで出会い、これを1つの理想像とする演奏ではなかろうか。但し、ここで言う愛好家とはブランドに全幅の信頼を寄せる人ではない。自分の耳を持ち、判断のできる音楽愛好家のことである。こういったマイナー指揮者の録音こそ、自らの音楽性を問う試金石となる。もっと言えば、自らの人生に対する姿勢さえも問われているということだ。このモノラル録音に何らかのシンパシーを感じたあなたは、真に音楽を楽しむことのできる健康な感性を持っていると信じる。ヴァンデルノートは、フェラス、コーガン、ハイドシェック等の一流ソリストと数多くの共演を残すが、それは取りも直さず、指揮者としての一流を証明するものである。これら交響曲がそのLPの入手の難しさゆえに埋れたままになっている現実は淋しいことである。パワー漲る生命感、若々しさ、移り気な気まぐれをここまで見事に描いた演奏は多くない。イコライザーカーブ補正済。特筆すべきキズは無し。

CDR103

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商品番号
CDR103
原盤LPのプレス地域・レーベル
ドイツ ELECTROLA
原盤LPのレコード番号
WCLP 531
作品名
シューマン:女の愛と生涯Op.42,メンデルスゾーン(9曲)
演奏者
E.ベルガー(s)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
アズキ金大ニッパー内溝ツヤF,見開中入ツヤ,1956/9/18-21ベルリン・ツェーレンドルフ録音,1957-8年発売,モノラル録音・イコライザー・カーヴ補正済,1955年引退
1900年ドイツ・ドレスデンに生まれたエルナ・ベルガー。1925年ドレスデン国立歌劇場で「魔笛」の童子役でデビュー。1940年代初めにロンドン、ニューヨーク・デビューも果す。まるでSP期の歌手のような表情を1950年代のLP期まで保っていた。今で言えば、古典的な歌手。SP復刻も多いが、LP録音を残した名コロラトゥーラ・ソプラノである。オペラだけでなく、このような歌曲には彼女の豊かな表現力が何とも言えない力を発揮する。彼女の声はまるでヴァイオリンのヴィヴラートのように絶えず揺らいで、そっと忍び寄ってくる。驚くほど可憐な声は、年齢を重ねても変わらなかった。有名な夜の女王も見事だが、ドイツ・リートこそ彼女の個性が輝く曲種。何人も真似の出来ない天が与えた才能を見事に花開かせた。聴く者に感動を与えられる稀有な歌手。一度聴いたら絶対に忘れられない奇跡の録音!イコライザーカーブ補正済。特筆すべきキズは無し。

CDR102

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CDR102レーベル画像
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商品番号
CDR102
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス VSM
原盤LPのレコード番号
FALP 850-1
作品名
ブルックナー:交響曲8番
演奏者
W.フルトヴェングラー指揮ベルリンpo.
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ ・2枚
価格
2,160 円 (税込)
コメント
白SCニッパー,箱,1949/3/14ベルリン・ダーレム・ゲマインデ・ハウス録音,1960年頃発売,モノラル録音・イコライザー・カーヴ補正済,ドイツ・Electrolaでは擬似ステレオで発売,真正モノラル初期盤はこれのみ,ハース版使用
4種ある8番のうち、1949年3月14日のベルリン・ダーレム・ゲマインデ・ハウスでの録音。翌15日にもティタニア・パラストで同曲を録音している。14日の方が全体で2分程時間が長い。但し、テスタメントのCD以外のLP・CDは第3・4楽章に15日の録音を部分的に使用しているらしい。ハース版(但し改訂版も引用)を使用した放送用の録音だった。15日は演奏会用のライブ。当時、フルトヴェングラーは独ブルックナー協会の総裁を務めており、他の曲同様、相当の思い入れの激しい演奏である。この録音は1960年代以降の演奏に比べ、テンポが速いことが指摘されるが、それは数字の上であり、テンポを絶妙に操る彼の手法は自然な流れに感じられる。また、彼は版を随分と研究していたようで、1939年ハンブルクにて、最初にハース版を用いて演奏したようだ。この録音ではハース版を用いるも、第3楽章に9小節のカットがあり、その後に改訂版を使っている部分がある。さて、プレスは独Electrola社が1960年頃、擬似ステレオで発売したが、今となっては表面隆起の問題もあり、存在を確認するレベルの盤になってしまった。同じ頃に出た仏FALPは高額で、状態の良いプレスがほとんど無いが、今回、奇跡的美品を入手。CD-R化に踏み切った。圧倒的なこの演奏を安価に提供できることをうれしく思う。イコライザーカーブ補正済。特筆すべきキズは無し。

CDR101

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CDR101レーベル画像
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商品番号
CDR101
原盤LPのプレス地域・レーベル
アメリカ REMINGTON
原盤LPのレコード番号
R 199127
作品名
ブルッフ:Vn協奏曲1番Op.26,コル・ニドライ
演奏者
M.オークレール(vn)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
黒金輪F,厚紙,1952年オーストリア録音,1952年発売,モノラル録音・イコライザー・カーヴ補正済,.オークレール28歳!,これより古いプレス存在する?
1952年オーストリア録音。ミシェル・オークレール、美人女流ヴァイオリン奏者として世界的に人気が高い。1924年パリ生まれ。パリ音楽院でJ.ティボーに師事。1943年、19歳でロン・ティボー・コンクールで優勝。ソリストとしてデビュー。1951年、ミュンシュの招聘で渡米、この時の縁で彼女の初LP録音は米Remingtonから出た。チャイコフスキーのVn協、クライスラーの小品集等を録音した。但し、ティボーの指揮でハイドンの協奏曲他のSPはすでにあった(デビュー録音)。その後、DFにバッハ、ラヴェル、ルクレール等を録音。バッハは一時は100万を超える高額盤であった。1960年代初頭にEratoにシューベルトのソナタ全集、1960~70年代にかけてFontanaにモーツァルト、ブラームス、メンデルスゾーン、チャイコフスキー等のメジャー協奏曲を入れ、今もって世界中で人気を博している。このブルッフは28歳の時の録音で、仏Concerteumからも出ているが、米・仏どちらも盤質の良いプレスは極めて少なく、今回、米プレスの美品が入荷したので、それを使用した。女ティボーの異名を持つほどの師譲りの繊細でデリケートな表現力。楚々としたしなやかさの中に香気と華やぎを感じさせる彼女の芸風は、まるでSP時代のスタイル。それをLPで聴ける特別な時期。今回のCD-Rにもそれが再現されることを願う。イコライザーカーブ補正済。特筆すべきキズは無し。

CDR100

CDR100ジャケット画像
CDR100レーベル画像
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商品番号
CDR100
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス VSM
原盤LPのレコード番号
FJLP 5037
作品名
ショーソン:詩曲,ドビュッシー:Vnソナタ 他
演奏者
G.ヌヴー(vn)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
クリーム/茶SCニッパー内溝F,棒付ボード,1946/48年パリ録音,1957年発売,モノラル録音・イコライザー・カーヴ補正済,カッサンドルのジャケ,1957年のSPh初復刻,1949/10/27・エール・フランス墜落事故によりヌヴー妹兄他界
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1919年パリ生まれ。1949年10月27日、兄ジャンと共にエール・フランスで3度目のアメリカ演奏旅行に向かう途上、アゾレス諸島の山中に墜落。愛器ストラッドを両腕に抱え込むような姿で彼女の遺体が発見された。若干30歳での早すぎる死であった。フランス政府は勲章(レジオンドヌール)を授与した。彼女の録音はほとんどがSPとライブのテープしかない。死の前年1948年5月、イッセルシュテット/北ドイツ放送o.とのブラームスのライブ録音が1980年代に発売され、話題をさらった。正規の`50年代モノラル録音が無いのが残念である。彼女があと20年生きていたら、レコード地図は塗り変わっただろうという説は誰もが認めるところである。彼女のSP録音は1970年代HMV/VSMが発売した4枚組の箱でほとんど聴くことができる。但し、それがLP初出ではない。3曲だけではあるが、1950年代VSM社がSP復刻した棒付ジャケットが世に出た最初のLPである。当然、SPの次に音が良い。COLHシリーズのほとんどを手掛けたVSM社の復刻技術は、当時、世界最高水準にあり、COLH以前のFJLPシリーズはさらに音が良い。聴いた人を虜にする彼女の濃密な情感、女性とは思えない逞しい骨太の音、炎のような気迫がこのLPからほとばしる!特筆すべきキズは無し。

CDR099

CDR099ジャケット画像
CDR099レーベル画像
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商品番号
CDR099
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス VSM
原盤LPのレコード番号
ASDF 199
作品名
シューベルト:「未完成」,リスト:「前奏曲」
演奏者
A.クリュイタンス指揮
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
ステレオ 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
銀大ニッパー段付GG,棒付ボード,1960/11/25ベルリン・グリューネヴァルト教会録音,1961年頃モノラル/ステレオ発売,2回目ステレオ録音(未完成),これが最後の.クリュイタンス/ベルリンpo.共演,ALP/ASD未発売,モノラル:FALP 637
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クリュイタンスの「未完成」は2回あり、初回は1950年録音。パリ音楽院o.と仏Columbiaから10インチで発売。2回目がこのベルリンpo.との1960年録音。この録音は彼のベートーヴェン全集の一貫で単独的なものではない。当社がこれまでにCD-R化してきたベートーヴェンと同じグリューネヴァルト教会である。ベートーヴェンは1957年2月の7番からスタートし、1960年3月に2回目の「田園」で終了。交響曲を録り終えたクリュイタンスはまだ余力があり、3曲の管弦楽曲を録音。最後のフィデリオ序曲が11月に終了した。そして、ここから「未完成」の録音が始まる。指揮者もベルリンpo.もお別れが淋しかったのでは?これは両者の共演への感謝であり、お別れの歌なのではあるまいか。実際、この曲の録音された11月25日を最後に2度と共演することはなかった(スタジオ録音で)。フルトヴェングラーの幻影を追い求める団員達は、決してカラヤンを受け入れなかったが、ただ1人、心を許し共に苦労を分かち合ったクリュイタンスへのオマージュとして、この2曲を録音したように思う。力のあるモノラル期、拡がりのステレオ期、全て総合してどちらも兼ね備え、なおかつ格調高く、上品。うっとりさせる弦の響きと表情。天下の大傑作!英国初期プレスなし。特筆すべきキズは無し。

CDR098

CDR098ジャケット画像
CDR098レーベル画像
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商品番号
CDR098
原盤LPのプレス地域・レーベル
フランス COLUMBIA
原盤LPのレコード番号
SAXF 947
作品名
ラヴェル:管弦楽曲集Vol.4
演奏者
A.クリュイタンス指揮パリ音楽院o.
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
ステレオ 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
紺/銀GG,棒付ボード,1961/11~1962/10パリ・サル・ワグラム録音,1962-3年モノラル/ステレオ発売,ジュベール工房デザインのジャケット,モノラル:FCX 947,シリーズ全4枚,これはそのVOL.4,一部2回目録音
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フランス音楽の多くをLPで初録音しているベルギー生まれの巨匠アンドレ・クリュイタンス。ラヴェルのほとんどの管弦楽も彼によって初LP録音された。1950年代初頭、フランス放送o.とのモノラル録音で約8割の曲が発売された。その後、ステレオ期が到来。パテ社はパリ音楽院o.とのステレオ全集録音を計画、LP4枚に分けて1961年11月~1962年10月、パリ・サル・ワグラムにて録音。仏Columbia社からモノラル/ステレオ同時発売された。市場では英国プレスSAX・・・の方が高額になっているが、フランス録音という点を忘れてはいけない。内容に関して曲ごとに聴き比べれば、音質を抜きに旧モノラル録音の方が圧倒的に素晴らしい。しかし、それを享受できるのは、状態の良いオリジナル盤を入手できる限られた方だけになってしまう。また、10インチ・12インチと複数である。今回、2回目のステレオ録音を順次CD-R化してゆくことにする。端正かつ基本を押さえ、フランス的色彩感がよく出た精密な演奏である。ロザンタールやブランコの方がより情熱的な演奏をするが、クリュイタンスの持つ絶妙なバランス感覚こそ、演奏に永遠の命を与えている。特筆すべきキズは無し。