- 商品番号
- CDR046
- 原盤LPのプレス地域・レーベル
- フランス LUMEN
- 原盤LPのレコード番号
- LD 3438
- 作品名
- バッハ:Vnソナタ B.1017~1019
- 演奏者
- P.マカノヴィツキー(vn)N.リー(pf)
- 原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
- ステレオ 12インチ
- 価格
- 1,080 円 (税込)
- コメント
- 濃緑/銀カマボコF,表コート,1958年?パリ録音,1959年発売,ステレオ録音(シャルラン),モノラル未発売,シャルル・クロ・アカデミー・ディスク大賞受賞
1959年、仏シャルル・クロ・アカデミー・ディスク賞を受賞した録音。アンドレ・シャルランによる最初期ステレオ録音。レーベル下部にその名が誇らしげにクレジットされている。シャルラン最初のステレオか?モノラルの発売は無い。バッハのVnソナタといえば、必ず取り立たされるのがEratoのバルヒェット/ラクロワ。彼等がドイツ的スタイルとすれば、マカノヴィツキーはフレンチ・スタイルと言えるだろう。前者はバッハの峻厳さを見事に表した名演だった。その後で、これを聴いた方は驚かれるに違いない。伴奏はチェンバロではなく、N.リーのピアノ。それもこの演奏の古風な雰囲気を醸し出す。厳しさを直接音ではなく、間接的な感覚として感じさせてくれる。一聴、耳あたりは柔らかく優しげ。しかし、彼の絶妙なヴィブラートがその先に宿るバッハの語らんとした何かを、その入口を見せてくれる。対抗できるのは1曲だけだがレーヴェングートしかいないだろう。特筆すべきキズは無い。