- 商品番号
- CDR108
- 原盤LPのプレス地域・レーベル
- フランス VSM
- 原盤LPのレコード番号
- ASDF 188
- 作品名
- フランス管弦楽曲集
- 演奏者
- P.デルヴォー指揮コンセール・コロンヌ国立o.
- 原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
- ステレオ 12インチ
- 価格
- 1,080 円 (税込)
- コメント
- 銀大ニッパー段付GG,紙,ペラジャケ,1960/5/12パリ・サル・ワグラム録音
- 曲目
- デュカス:魔法使いの弟子
- シャブリエ:スペイン
- ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
- ラヴェル:ボレロ
- サン・サーンス:死の舞踏
これぞ、本物のフランス気質!
日本でピエール・デルヴォーは殆どB級指揮者扱いだったことは悲しい限りである。1917年フランス生まれ、パリ音楽院で学び、1945年より指揮者デビュー。生涯を通じてフランスのオーケストラに力を注いできた(晩年はカナダに招聘される)。中でも1956-72年パリ・オペラ座の常任として活躍したことは知られている。並行して1958-92年(没年)に名門コンセール・コロンヌo.の首席を務めた事実は大きい。本人にとってまさに共に育ち人生を歩んだ仕事。先代ミュンシュが託した希望だった。国際的な大オーケストラ、ウィーンpo.、ベルリンpo.などを念頭に置くとき、そこにはロマン派の大作が対象となるだろう。しかし、フランス文化の代表でもあるこれら管弦楽作品を対象とする時は、おのずと伝承されてきた芸術集団に任せるのが本当だろう。名前より内容である。国際的スター指揮者であるクリュイタンスでは無く、特定の分野に特化した指揮者、オーケストラにこそ信頼を置ける。デルヴォー/コロンヌo.というまさにフランス気質を守り、その色彩を強く残す音はこれをもって他にあるまい。演奏の質云々の前に、これが文化勲章級の正統な演奏であることに疑いの余地は無い。本物に出会った時だけ、誰もが感じる根源的喜びを体感できる稀有なLP! 1960年5月12日パリ・サル・ワグラムでのステレオ録音。ボレロに僅かなノイズ入るが、大変貴重な100番台オリジナル盤ゆえ、広く聴いていただきたい。英・独未発売。知られざる超オーディオファイル! RIAAカーヴ補正済。