CDR128

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商品番号
CDR128
原盤LPのプレス地域・レーベル
イギリス NIXA ※ジャケットはアメリカ WESTMINSTER
原盤LPのレコード番号
WLP 5315
作品名
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525,音楽の冗談K.522
演奏者
ウィーン・コンツェルトハウスQt. J.ヘルマン(cb)
原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
モノラル 12インチ
価格
1,080 円 (税込)
コメント
赤/金ツヤF,厚紙(米WESTMINSTER WL 5315),英オリジナル

往年のウィーンの響き

今回のCDR企画は、あるヴァイオリニストからの強い希望で実現した。「アイネ・クライネを弦楽四重奏で演奏したい、ついては最適の手本になるような音源はないだろうか」。同曲の録音は星の数ほどあるが、SQ版となると極めて少ないのが実情。その中から最初のLP録音と思われるウィーン・コンツェルトハウスQt.を取り上げることにした。この演奏こそが最もウィーン風であると考える。WESTMINSTERレーベルは1949年、米の資本で発足し、ウィーンの録音を世界に発信する目的で始まった。特に1950年代にモノラル録音されたLPは現在もファンが多い。このアイネ・クライネも1954年頃の録音。ご承知のとおり、ウィーンには2つの名オーケストラがあり、一方のウィーンpo.からバリリQt.が、そしてもう一方のウィーンso.から、このコンツェルトハウスQt.が生まれた。これら2つの代表的Qt.は曲を分け合って録音しており、このアイネ・クライネはコンツェルトハウスQt.が担当した。この演奏の圧倒的なエネルギー、そして濃厚なウィーン風味は、他の団体には真似できない職人技だろう。見本としては到達不可能な演奏とも思えるが、最高の理想的演奏を知ることも大切。同Qt.は1967年、リーダーのアントン・カンパーの引退で解散する。今回、外観はWESTMINSTERのジャケットを基にしつつ、音質を重視し英プレスのNIXA盤を使用した。米盤特有の強い軋みが抑えられている。RIAAカーブ補正済。目立つキズは無い。