- 商品番号
- CDR130
- 原盤LPのプレス地域・レーベル
- フランス VSM
- 原盤LPのレコード番号
- COLH 74
- 作品名
- フランスVnソナタ集
- 演奏者
- ジャック・ティボー(vn)アルフレッド・コルトー(pf)
- 原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
- モノラル 12インチ
- 価格
- 1,080 円 (税込)
- コメント
- 灰ニッパー内溝F,棒付ボード,LP初出
- 曲目
- フランク:Vnソナタ
- フォーレ:Vnソナタ1番Op.13
魅惑のボウイング、ジャック・ティボー
ジャック・ティボー(1880-1953)フランス、ボルドー生まれ。とりわけ日本人に愛され、今も人気を保つ希代の芸術家である。その死はジネット・ヌヴーと同様、エール・フランスの飛行機事故であった。しかもそれは彼にとって3度目の来日途上だった。1953年9月1日、41名の乗員乗客全員と共に帰らぬ人となった。愛器1720年製ストラディヴァリウスと共に。そんなストーリーも我々がティボーに寄せる特別な思いの一因だろう。8歳でリサイタルを開き、13歳からパリ音楽院でマルタン・マルシックに学ぶ。1896年にパリ音楽院を首席で卒業。生活のためにパリのカフェで演奏していたところを指揮者エドゥアール・コロンヌの目にとまり、コロンヌ管弦楽団に招かれる。最初のレコード録音は1905年パリ。同年にはピアノのコルトー、チェロのカザルスとトリオ演奏を行い、このカザルス・トリオは以後30年あまり活動を続けることとなる。ティボーの録音は1916年頃から活発になり、ライヴ録音などを含めれば亡くなる年まで残されている。フランク/フォーレのVnソナタ集COLH 74は1929/32年の録音。1958年にパテでSP復刻され発売された。SPの雰囲気を残しつつ聴きやすい音質。そして絶品と評されたティボーのポルタメントが効果的に表れる2曲の名演である。RIAAカーブ補正済。目立つキズは無い。